この夏、二つの街を訪れました。

ひとつは、山梨県甲府市です。
甲府と言えば、武田信玄の出身地。
その信玄の居館・「躑躅ヶ崎館」跡は、一度は訪れてみたいと思っていたところです。
「躑躅ヶ崎館」跡は、現在武田神社となっており、周囲の堀や土塁は当時のままです。そのいかにも戦国時代の野趣あふれる雰囲気に感じ入ってしまいましたが、それ以上に感慨深かったのは、その立地です。
今の甲府の街を北に上って行った、その突き当たりのようなところにあり、南を望むと、甲府盆地の向こうに富士山や甲斐の山々の素晴らしい景色が広がります。
この景色の雄大さと、この地から天下を目指した信玄の野望とが、私の心の中で重なって、ひと時この場所でたたずんでいました。

もうひとつは京都です。
今回も短い滞在でしたが、高瀬川の畔に粋なカフェをみつけました。
大学を卒業してから20年以上が経ち、街も少しずつ変わってきていますが、変わらないのは、伝統を生かしながら新しいものを生み出していくという精神でしょうか。
私のような好事家からみると、何年たっても京都は憧憬の街です。











