三重・津市にあるタオル製造会社「おぼろタオル」。創業100年の老舗のタオル工場だ。しかし中国で大量生産された安いタオルが輸入され始め、国内のタオル工場は次々と倒れた。このままではお先、真っ暗。そんな中、このタオル工場に、岐阜の撚糸会社「浅野撚糸」の社長が新しく開発した糸を持ち込だ。この撚糸会社も、繊維産業不況の影響をもろに受けて青息吐息の状態にあった。どん底から抜け出すためには新商品を世に送り出さなければならない。「この糸でタオルを織れば画期的な新商品になる!」。フワフワで吸水性の高いタオル。意気投合した2人の社長は、このタオルに町工場の未来を託した。赤字覚悟で新しいタオルの生産が始まった。タオル職人たちの腕が試される。試行錯誤が続く毎日。果たしてこの商品は消費者に売れるのか…。 東海経済は元気だ、といわれる中で、中小の町工場は悲鳴をあげている。職人の意地をかけ、起死回生を図る町工場の8ヶ月を追った。 |