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番組マニフェスト
【 評価対象:2007年1月31日】
   
プロデューサー名:海老名敏宏
タイトル
放送日
2007年1月31日(水)
放送時間

25時47分〜26時42分

出演者
ナレーター:星 恭博(アナウンス部)
スタッフ

制作スタッフ等:川村真司(ニュース情報センター)森和貴(制作部)
技術スタッフ等:報道映像、アアクエイトテレビ

キーワード
【制作者の思い】
[1] 記憶に残る…長年の継続取材の中でふるさと徳山の歴史を刻む
[2] 徹底追及…住民の心を犠牲にした巨大な公共事業のあり方を問う
[3] 心情に迫る…ふるさとを奪われた人間の気持ちにせまる
[4] 取材力…長年培ってきた取材先との信頼から本音に迫る
[5] 構成…徳山の今を刻む問題提起
[6] ナレーション…徳山を見続けた星アナの思いを重ねる
番組ジャンル
ドキュメンタリー
企画内容
構想から50年、巨大な公共事業は人口1500人あまりの徳山村すべてを消し去った。
多額の補償金をもらって都会での新しい生活を始めても、ふるさとへの思いは消えることはない。9月25日、徳山ダムにいよいよ試験湛水が始まり、ふるさとが水の底に沈む。唯一水に沈まない門入地区。ここには最後まで通い続ける人たちがいた。私有地や共有地を持つ住民たちがここで暮らしていた。たとえ水が貯まっても付け替え道路によって通い続けることができるはずだった。しかし、その約束は反故にされた。ダムが完成すれば水資源機構は船での往来を図るというが、住民は納得しない。山を越えかつての旧道の峠をぬける道の整備を求める住民もいる。みんなふるさとを犠牲にしてお国のためにダムの完成を待ち望んだはずだった。唐突な試験湛水実施の通達など住民への説明も不十分な手続きの問題もあった。彼らはなぜいまさらふるさとへこだわるのか、密着して取材をかさねた。ふるさとはまもなく雪に覆われる。それでもふるさとを確かめようと峠の道を目指す住民がいた。移転先の徳山団地の正月を訪ねた。



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番組評価結果 番組評価結果

【主なご意見】

50年の徳山ダム建設の歴史が50年前の映像や取材風景をもとにわかりやすく、まとめられていると思いました。ふるさとがなくなる人達側から見た徳山ダム建設の歴史が見られ、とても心に残りました。

放送時間が遅すぎるのが残念。地元密着、取材力をアピールできる番組。編成の配慮が欲しかった。

他局(民放)では、徳山ダムの報道をここまで特集を組んで取り扱っていないので、今後も徳山村の人々のその後を追って取材を続けていって欲しい。

住民の行動・言動に番組の大半の時間が割かれているため、住民側の思いばかりが強調されて逆に共感しにくい構成になっていたと思う。

初めて見る人でもわかりやすく、徳山ダムのことが理解できたと思います。村にとってはつらい話なのに登場する人たちが明るく前向きに描かれているところがよかったです。過去の映像を使って、現在との比較が上手くされていたと思います。




徳山ダムに水が貯められてしまえば、徳山ダムの問題は解決した、と思い込んでいる人たちも多いかもしれない。しかし、現実にふるさとが水の底に沈んでいく姿を前に、本当の旧村民の思いが沸き起こってきた。その思いはそれぞれだが、失ってはじめて語る言葉の重さは取材をしながら意外だった。徳山ダムの抱える問題は、今も多くの課題をわれわれに突きつけてくれる。お国のために犠牲にして生み出されたダムの意味はまだ伝えきれない。





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