中華航空機墜落から30年 事故発生時間にあわせ午後8時15分に黙とう、遺族「忘れられない日」

2024年4月27日 08:17
名古屋空港で中華航空機が墜落し、264人が犠牲となった事故から30年となった26日、慰霊式が行われました。

 1994年4月26日、名古屋空港で中華航空機が墜落し乗員・乗客、271人のうち264人が亡くなりました。

 26日、式典が行われた名古屋空港に隣接する愛知県春日井市の「やすらぎの園」では、訪れた約100人の遺族らが犠牲者の冥福を祈りました。

「こういう施設や慰霊式を残してもらわないと、維持しておかないと、忘れた時に事故は起きる」(遺族会の副会長 酒井光男さん)

 事故発生時間にあわせて、26日午後8時15分に黙とうが捧げられました。

「もう30年だっていうのが正直なとこですね早いなっていうのも思うし。まあそれは忘れられない日なんでねきょうは。何があっても」(事故で父親を失った 宮嶋基樹さん)

「何かこう飛行機がまっすぐ降りているのを見ると、(インサート)ああやって降りてくれていたら生きてたのになとか。いろいろ思ったらちょっと涙が出ました。こっちはみんな元気で頑張ります」(事故で父親を失った 各務美香さん)

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